【うなぎやせきの】四万十川の希少なブランド鰻を浦和で味わえる居酒屋っぽい鰻屋

先日いただいた普通のうな丼が美味しかったのでまたやって参りました~

浦和駅西口の枝垂れ桜で有名な玉蔵院の斜め前にあるのが今回訪れた「うなぎやせきの」です。以前は二代目串長という店名でした。

お店の外見はこんな感じ。串長だった頃は白黒に塗り分けられていてもうちょいセンスが良かった。ダンボールの立て看板や酒の空き瓶やごちゃごちゃ書かれている説明文に惹かれるお客さん達に支えられて繁盛しています（笑）。

普通の招き猫とはちょっと違うのがいい。後ろに並ぶお酒はお店がイチオシの十四代。私はアルコール飲めないのであまりよく分かりません。

うなぎやせきの・おしんこと肝吸い

先日、うなぎやせきのでうな丼を注文した時は普通の黄色いたくあんが出てきましたが、今回のうな重と共に出てきたのはきゅうりとかぶのキレイな漬け物でした。

肝吸いはよくあるタイプ。

うなぎやせきの・四万十川うなぎの鰻重（上）

入店してから注文して15分ほどで鰻重がやってきました。この店は早いな~。カウンター席なので作業をしている様子がよく見えるのですが、串打ちや蒸しなどの下ごしらえはすでに済んでいて、注文を受けると焼くだけなので鰻の提供が早いみたいです。店内がすぐ満席になってしまうので、こうせざるをえないと思われる。夜はどうなのか分かりません。

パカッ！大きい蒲焼が重なり合っております！うまそ~????

四万十川うなぎについての説明書きを読むと、「1年半かけて大切に育てられた鰻です」とあるので、この鰻は天然物ではなく養殖物である。四万十川にたどり着いたシラスウナギが捕獲されてから養殖されると晴れて「四万十川うなぎ」を名乗れるのかな？天然物だともっとお値段が高くなりそう。

ちょっとだけ山椒を振りかけていただきま~す。鰻の身が半分づつ重なっている。タレは甘すぎず辛すぎずちょうどいい塩梅。でもやはり私は中村屋のタレの方が好きだな~。この四万十川うなぎはとても柔らかい。焼く時に苦労しそうだが、身がまったく崩れていないところにお店の大将の技を感じる。皮も柔らかくてスッと箸が通る。こりゃ美味いですね~????。先日食べた普通の国産うなぎのうな丼も負けず劣らず美味しかったけど、皮の柔らかさは四万十川の勝ちかな。

四万十川うなぎについて

四万十川うなぎについての簡単な解説。ロイヤルパインズホテル浦和の北側にある鰻屋「浜名」では共水うなぎを食べることができ、これと同じような解説があった。共水うなぎも四万十川うなぎも元になるシラスウナギは同じである。養殖のやり方に様々な違いがあるようだ。

うなぎやせきの・ランチメニュー

あいのり丼はうなぎと焼き鳥が乗せられたもの。四万十川ブランド鰻と国産ブランド鰻がメニューの左側に並んでいて、右上に「ブランド鰻は幻の四万十川鰻です。」と書かれているとこれを見る人は混乱しますな。じゃあ国産ブランド鰻は一体どこ産なんだろ？って。

ブランド鰻＝四万十川鰻ならば、四万十川ブランド鰻は四万十川四万十川鰻であるし、国産ブランド鰻は国産四万十川鰻である。こんなめんどくさい事を考えてしまう人間ですみません。もうちょいメニューの書き方を考えたほうがよさそうだ。

あと右下のうな丼とサービスうな丼の違いが文字だけでは分からない。うなぎの量が違うのだろうと推測はできるけど…。

店の外の看板にはうな丼1500円と書かれているのに、店内のメニューではうな丼2500円、サービスうな丼1500円となっているから脳みそが混乱する。うな丼が1500円だと思ってそのまま店内で「うな丼くださーい」と注文すると2500円のうな丼が出てきてしまう（笑）。

そして店内は20人も入るとほぼ満席なのに、この1500円うな丼はすぐに売り切れになります。12時前に来店すれば確実に食べられると思いますが、、、実際に用意されている1500円うな丼の数はもっと少ないと思われ。しかし文句があるとすればこの分かりにくいメニューだけで、鰻の味は抜群なり~????

「うなぎやせきの」の基本情報