【異国茶屋やじろべえ珈琲店】昭和の香りが漂い、柱時計がコツコツと時を刻む喫茶店のバタートースト

時計の音以外何も聞こえない静かな店内

浦和駅西口のうらもん通りを県警方面へ下ってゆくと、右手に見えてくるのがこちらのお店「異国茶屋やじろべえ珈琲店」。一見すると煎餅屋とか、和菓子屋かと思ってしまうこのお店はれっきとした喫茶店です。以前から気になっていましたが、ようやく入ってみることができました。

やじろべえの店内の様子

薄暗いけど、本を読める明るさは確保してあるカウンター席とテーブル席があります。

テーブル席の横には棚に本がズラリと並んでいる。床とかテーブルとか椅子は開業以来使われているのだろうか、とにかく年季が入っています。

やじろべえのメニュー

ぜひこれを見ていただきたい。やじろべえのメニューは水やコーヒーで濡れたのか、シミだらけでまるで海賊の宝の地図のようだ。右下に日付スタンプが押してあり、このメニューはにゃんと1995年4月1日から使われ続けているらしい。

約30年前だと、私は池袋西口にあった「蔵王」というトーストゆで卵食べ放題、巨大金魚鉢パフェが名物の喫茶店によく通っていたな~。蔵王のコーヒーもほぼこの程度の値段だったと思う。

メニューの裏側にも染みが。

やじろべえのブルーマウンテンとバタートースト

初来店なので、メニュー左上の先頭にあったブルーマウンテンを注文。蔵王のことを思い出したので、バタートーストもついでに。

バタートーストがやってきて驚いた。6つ切りの食パンがこんがりときつね色に焼けて出てきました~。すごく食欲をそそるトーストです。蔵王の食べ放題トーストはもっと薄かったし、バターは塗ってあったっけ？？やじろべえのバタートーストは名前のとおり、たっぷりとバターが使われていておいちい????。コーヒーはどうやって出したのか見ていませんでしたが、いい香り。

表のうらもん通りの喧騒が聞こえない、静かな喫茶店でコーヒー休憩はいかがでしょう。

やじろべえの基本情報