そうめんの出汁つゆは4種類あり、さらに温めんかつけ麺で選べる
2024年2月に新規オープンしたMelty Annex とはその名のとおりMeltyが経営する別館で、1階では薬膳や薬酒のキットや干物などを購入できます。1階で靴を脱いで急な階段を上がったところが今回ランチに訪れた「和うさぎ」です。
左下の「なつめ庵」とはこれまたMeltyが経営する薬膳スープと粥の店。特に薬膳カレーを食べるとなぜかお腹の調子が絶好調になるので超おすすめ!
これが上りはよいよい、下りは怖いの階段。この建物は昭和4年(1929)築らしく、もうすぐ100歳!昔の木造建築特有の急階段は必見。柱やすりガラスの窓などを残してきれいに改修してありますが、やはり断熱がダメダメなので真夏の2階は冷房が効かないかもしれない。2月20日はさいたま市の最高気温が23℃まで上がり、この和うさぎ店内が結構暑くなっておりました。
ふかふかのタイルカーペットにローテーブルが置かれていて、座布団に着座するスタイル。最近あぐらをかいたり正座することがめったに無いので意外とツライ…。
これも必見な、今や珍しいカモメの絵柄が入った年代物のすりガラス。
その他の座席。
この左奥に厨房があるので、隣のお店のように1階で調理したものを階段で2階まで持ち運ぶ必要はない。
和うさぎのランチメニュー
ランチのセットメニューはこの3種類。麺は単品で注文することもできます。単品のメニューはこちら。
そして、出汁つゆを白胡麻豆乳、和風かつお出汁、辛口麻辣(マーラー)、鶏塩出汁の4つから選択できます。さらに温めんかつけ麺のどちらにするのか選ぶことができる。麻辣スープの場合は温めんかビビン麺のどちらかを選ぶことが出来るが、お店の人によるとビビン麺は夏季限定だそうな。
和うさぎのお昼膳(1,200円)
まずはお昼膳から。出汁つゆは「鶏塩出汁」を選択。
左から黒きくらげ炒め、低温調理した鶏肉、赤い丸皿に入った納豆麹、漬物。
鶏塩出汁の温めんはアッサリしていて柚子の香りがよい。カラフルなあられのおかげで彩り豊かになっている。
和うさぎのお好み膳(1,500円)
次にこちらが肉料理を選択できるお好み膳。お昼膳からグレードアップしてデザートが付いてきます。ただし今回は納豆麹が付いてこなかった。
出汁つゆは白胡麻豆乳にしてみた。4種類のつゆの中ではこれが一番美味しそうだ。
麺をすくってみると濃厚な白胡麻のつゆが絡みつく。うまそ~。
左から漬け物、豚しゃぶ、黒きくらげ。お好み膳では豚しゃぶか三元豚の肩ロース低温調理のどちらかを選択できる。
おぬし、、、ただの漬け物ではないな。単調になりがちなそうめんにアクセントを加えてくれる美味しい漬け物。
この豚しゃぶやキクラゲ炒めはそのまま食べてもいいし、そうめんのつゆに投入しても美味しい。
ぷにぷにコリコリしたキクラゲにクコの実が映える。
この日のデザートは寒天に餡ともち?を添えたもの。うみゃ~い。
和うさぎ膳(1,800円)
こちらがお好み膳からさらにグレードアップした和うさぎ膳。出汁つゆは麻辣を選択。
お肉は三元豚の肩ロース低温調理。にんにくの効いた味付けが最高!今回は納豆麹が付いてきた。
麻辣の出汁つゆは自分で混ぜて完成させるようだ。このベースの白いスープは何じゃろ?
デフォルトの麻辣醤を混ぜるとこんな感じ。
右下の別皿に盛られた麻辣醤を投入してみるか…。
全部入れて混ぜたらあらま~、真っ赤っ赤になっちゃったぞ!一口すすってみると辛すぎじゃ~。麻辣醤を投入する時は辛さを確認しながら少しずつ入れてみましょう(笑)。多分半分くらいでちょうど良かったのではないかと思われる。
和うさぎ膳に付いてくる炊き込みご飯うまい。
この日のデザートは何だろ?
すくってみると抹茶の寒天でした。
和うさぎ膳だとお茶を選べるようになります。今回は黒豆茶にしてみた。豆がカリカリしていておいしい。
和うさぎの単品メニュー
開店当初はなかった、単品の麺やトッピングの種類を紹介するメニューブックが出現したようです。1枚ペラのメニューだと鶏塩出汁のつゆは温めんかつけ麺のどちらかとなっているが、このメニューブックだとビビン冷麺を選択できるようになっている。どっちが正しいのか分からん(笑)。
白胡麻のそうめんは白胡麻豆乳だと思っていたけど、味噌だったのかな?変更があったのかもしれません。
トッピングを追加できるのはいいですね~。今度来た時はナスのあげ浸しを注文してみるか。
ランチのセットメニューで、お昼膳(1,200円)だと鶏むね肉低温調理が付いてくる。お好み膳(1,500円)だと豚しゃぶか三元豚の肩ロース低温調理を選択可能。和うさぎ膳(1,800円)だとこの4種類のうちどれか一つを選べる。
薬膳茶も注文可
飲んだことがないので気になるものの、お茶が1,000円か~と思ってまだ手出しできない。
身体の状態に合わせた漢方をお茶にしてくれるようだ。
その他のドリンク。和うさぎ膳だとここから好みのお茶を選択できる。
本日のデザートが何なのか食事がやってくるまで分からないので、何かに書いておいてくれるといいのだが。
和うさぎのランチをいただいた感想

Meltyが経営するなつめ庵の薬膳と粥が結構気に入っていたので、和うさぎの方も期待して3回ほど訪れてみました。なつめ庵のランチメニューは結構食べごたえがあってよかったのですが、和うさぎのそうめんはおそらくそれ単体だとすぐにお腹が減ってしまうはずなので、セットメニューの3種類のどれかから頼んだ方が無難。白胡麻豆乳の温めんなら腹持ちがいいので単体でもいいかもしれない。

セットメニューなら副菜も豊富で、ちゃんと食べた感がする。そうめんのランチと聞いて、夏に食べる冷たいそうめんを思い描いてしまうとそれは間違い。和うさぎのランチメニューセットで白胡麻豆乳の温めんを選んでみれば、その先入観が打ち砕かれるでしょう。
Melty Annexの1階売店で購入したもの

1階の冷凍ショーケースで売られている干物はどれも美味しそう。干物はMeltyの製品ではなく、「干物まる」という日本橋の干物専門店によるもの。

あさり汁というこれまた干物まるの製品を試飲させてもらうと、その濃厚な出汁の香りが鼻腔を直撃して気分はもう潮干狩り。いたく感動してしまったので、もっと美味しいに違いない「はまぐり汁」を買ってしまった。

納豆麹は和うさぎのランチセットメニューに小皿で提供されるものと同じ。ランチの提供時に説明が無かったので「これは味噌かな?」と思ってましたが、売店の方の説明でやっとこの納豆麹漬けだったということが判明。和うさぎのメニューは説明がちょっと足りないと思われる。
なんだか独特な風味のする味噌だなと思っているうちはあまり興味が無かったものの、納豆と麹が合体したものだと分かるととたんに美味しく感じますな~。ご飯によく合うのでおすすめ。

はまぐり(風味の)汁は、ボトルの口から匂いをクンクンするとこれもまた私好みのいい香りがするじゃありませんか!あさり汁とくらべるともうちょい上品な感じがする。味噌汁を作る時、鍋にちょっと垂らすと上流階級の味噌汁に変身します(笑)。
和うさぎの基本情報
店舗名 | 和うさぎ(Melty Annex 2階) |
ジャンル |
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特徴 |
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電話 | 048-714-5459 |
地図 | |
アクセス | 浦和駅北口から500m徒歩6分、西口から650m徒歩7分。 |
自転車 | 店舗前に止めるのは無理。Melty本店前に止めさせてもらうか、須原屋書店の駐輪場に止めて帰りに本を買って帰りましょ~。 |
駐車場 | 最寄りのコインパーキングはSANパーク浦和仲町6。もしくは須原屋書店の裏にあるタイムズを利用。 |
所在地 | さいたま市浦和区仲町2-13-14 向かって左側の2階。 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O. 14:00) |
定休日 | 日曜、月曜 |
予算 | 1,200円~ |
WEB | 食べログ・和うさぎ店舗ページ |
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