パエリアのちょっと焦げたところが美味しいのだ
記憶が確かならば2009年頃にシェフ・デ・ブッチョの旧店舗を訪れたことがある。その時もランチでパエリアをいただき、とても美味しかった思い出がありますね~。しかしその後訪れることがないまま年月が過ぎ、浦和駅西口の再開発が始まってシェフ・デ・ブッチョが東口の前地通りに移転したことを知ったのでした。今回ようやく機会があり、ぐるなび経由でパエリアランチの予約をしてみました。
鶏そば一瑳の前を通り過ぎると見えてくる黒っぽい建物の前のスペイン国旗がお店の目印です。
路面店なので旧店舗よりも入りやすくなった店内の雰囲気は明るくていいですね~。
壁にはいたるところにスペインの風景写真が飾られています。
シェフ・デ・ブッチョのランチメニュー
スペイン語でその日のランチメニューを「メニュー・デル・ディア」と呼ぶそうです。今日はパエリヤランチで。
夜用のメニューも置いてあったので中を見てみる。
なんだか美味しそうなメニューがいっぱいだ!
一番気になるのは、「にんにくと卵のスープ」。「アホスープ」というんでしたっけ?スペイン語のスペルは「Sopa de Ajo」。スペイン語では「j」の発音が「h」になるので、Ajoと書いてアホと読みます。例えば、、、「Jesus」と書いてヘスースと読むとか。アホスープは何回か自宅で作ったことがあって気に入ったので、お店の味付けも味わってみたい。
食事が終わった後の会計は席に着いたままで行うタイプ。
シェフ・デ・ブッチョのパエリアランチコース
最初に出てきた前菜盛り合わせ。シャレオツな黒いスレート皿での提供です。
彩り鮮やかで、15年前より前菜の数が増えたような気がする。
お次はマッシュルームとエビの熱々アヒージョ。めちゃんこ美味い。パンがもう一つ欲しくなった。
そうそう、ちなみにシェフ・デ・ブッチョのお水はこのようなボトルで供されます。
シェフ・デ・ブッチョのパエリア
じゃじゃーん!2人前のパエリアの登場で~す。うまそ~。予約した時間に入店してから約40分後に出てきました。パエリアは炊きあがるのにそれなりの時間がかかります。
自分で取り分けようかと思ったけど、お店の方に取り分けと盛り付けをお願いすることにしました。本当は1人で2人分を食べたい(笑)。
パエリアをそんなにしょっちゅう食べたりしないので、約15年ぶりにゆっくり味わう。しっかり炊きあがった米はサフランの香りと色が着き、パリッとしたおこげの部分とのバランスも絶妙。ワタリガニ、海老、ムール貝、アサリ、そしてチキンといった具が乗っているが、米と一緒に炊かれたものの様には見えない。スープで出汁を取ってから取り出してグリルし、米の炊きあがり後に乗せるような手間をかけているのかもしれない。しかしこれはこれで手が汚れないので食べやすいし、美味しい。余は満足じゃ~。
デザートのトリファもなかなか
トリファのスペルは「torrija」なのでトリィハになるんではないかい?と思ったけど現地の訛とかがあるのかもしれない。
シロップもしくは黒蜜をかけて焼いたバゲットにバニラアイスが乗せられたタイプ。トリファとはフレンチトーストのスペイン版だと聞いたが、卵液にひたして焼いたものではなさそう。シェフ・デ・ブッチョのそれは他のトリファとは一線を画したもののようだ。でも甘くておいし~~~。
シェフ・デ・ブッチョの基本情報
店舗名 | シェフ・デ・ブッチョ |
ジャンル |
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特徴 |
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電話 | 048-825-8297 |
地図 | |
アクセス | 浦和駅東口から250m徒歩5分。 |
自転車 | 隣の隣りにある「浦和駅東口サイクルステーション」を利用。料金は12時間100円。 |
駐車場 | 最寄りの「前地通りコインパーキング」を利用。料金は30分200円。 |
所在地 | さいたま市浦和区東高砂町6-3 URAWA BOX 1F |
営業時間 | 【ランチ】11:30~15:00(L.O.14:00) 【ディナー】17:30~22:00(L.O.21:00) |
定休日 | 日曜・月曜 |
予算 | 1,000~4,000円 |
WEB | ぐるなび・シェフ・デ・ブッチョの店舗ページ |
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