店の名前を冠した「なつめ庵膳」はお粥と日替わりランチスープを楽しめる????

粥は6種類の中から選択し、ランチスープは日替わりなので変化を楽しめる

なつめ庵が開業したのは2019年の夏でした。おや、新しい店が出来たから今度行ってみようと思っているうちにコロナ禍が始まってしまい、なつめ庵もしばらく営業していなかったと思います。再びこうして外に看板が出されるようになったので、ようやくの訪問となったのでした~。

なつめ庵の店舗入口

なつめ庵が入居する建物は古めな4階建ての集合住宅で、ワイン食堂ペコリーノの横にある入口から階段を上がって2階に店舗入口があります。ここに自転車を止めるのは無理なので、自転車で来た場合はヨーカドー前かロイヤルパインズホテル北側の駐輪場を利用しましょう。ヨーカドーなら最初の2時間が無料で利用できます。

なつめ庵の営業カレンダーも貼り出されるようになりました。

ウーバーイーツも使えるようだ。

階段を上がるとドアが2つ並んでいて、右がなつめ庵。ものすごく昭和な団地っぽい。扉に鈴がぶら下がっているので、それを揺らしてチリンチリンとやると店員さんが気付いてドアを開けてくれます。施錠はしていなかったと思います。

最近はこのようにドアが少し開いたままになっている事が多いかも。

なつめ庵のランチメニュー

カウンター席に案内されました。ランチメニューの薬膳カレーが非常に気になるものの、今回は無難に「なつめ庵膳」を試してみま～す。

お粥はこれら6種類のうちから選択。一番普通っぽい十五穀粥にしました。

なつめ庵で使われている生薬についての解説。

養生茶、薬膳茶と漢方茶。色々ありますな。

なつめ庵ではお水も生薬入りとなっております。

なつめ庵膳のお粥とスープ

さてこちらが十五穀粥。黒枸杞（黒いクコの実）が粥の中に混ざり、枸杞子（赤いクコの実）が6粒、粥の上に乗っている。黒い枸杞はアントシアニンが豊富だそうだ。赤いクコの実のほうが果実っぽくて美味。しかし、お粥ってこんなにうまいのだと改めて思わせてくれる美味しいお粥でした。

本日の日替わりランチスープはにんにくスープ。にんにくと玉ねぎがメインで、ナツメが一つと八角（アニス）が一つ入っていていい香りが鼻腔を直撃。にんにくはホクホクしていてうま~。臭くはない。ナツメは普段あまり食べる機会が無いけど、こうして食べてみると身体に良さそうだ。そういえばインド・ネパールカレー店でビリヤニを注文すると中にナツメが入っていたな~。

なつめ庵膳に付いてくるデザート

デザートの栗アイス。

会計は席でおこなうタイプ。

ナツメ庵で使われている生薬入りの瓶

ナツメがぎっしり。

パッと見て名前がよく分からない生薬たち。

なつめ庵膳は何度リピートしても美味しい

2023年7月7日のランチは、何だかまたなつめ庵の粥とスープを食べたくなってやって参りました~。

今回はベジ粥を選択し、ランチスープは薬膳鶏白湯でした。三菜とデザートが付いてきます。そういえばここの赤いおしぼりが珍しいですね。なつめ庵でしか見たことがない。

薬膳鶏白湯と言われたような気がするものの、鶏肉は全く入っておりませんでした。こんなもんなのかな？？しかしスープ自体は美味しくて身体が温まる。キクラゲや松の実、タケノコなど独特の食感のある具材がたっぷりで食べごたえも抜群。しかし鶏肉はどこいったんだろ？？笑

こちらが今回初挑戦のベジ粥。この緑色は何なのかお店の人に聞かなかったので正体不明です。でもエグい感じは全く無く、基本的に薄い塩味が効いているおいしいおかゆです。枸杞の実と松の実、そしてスライスされたナツメが良いアクセントとなっております。

箸休めとしての三菜。

デザートは杏仁豆腐の上に青いゼリーが添えられていて見た目がとても涼しげ。

なつめ庵膳のスープは他のメニューのようにお好みで選択することは出来ず、日替わりのスープで固定です。

日本橋のコレド室町にもなつめ庵がオープンするそうだ。ほほ～。

なつめ庵の基本情報